星組バウ「龍の宮物語」観劇感想

今日はバウへ。

星組のせおっち主演の龍の宮物語を観てきました。

 

ポスターは美しくていいなーと思っていたものの、そんなに観る気もなかったのですが、、、友人の希望により観劇。

 

結果、、、

ものすごい良かった

です。

 

「せおっち、ごめん・・・!!!」って感じです(笑)。

龍の宮物語 観劇感想

 

ストーリーが切なく美しかったです。

主演二人の役もハマって、儚げな憂いを帯びた美しさがあり、世界観が本当に素敵でした。

 

浦島太郎がベースになるので、ストーリーはなんなとく想像できましたが、意外性もあり、人間関係が実は複雑に織り込まれていて、よく作り込んでいると思いました。

 

それぞれに愛し、想いを抱き、でもすれ違い、悩んでいる。

華やかではないけれど、また激しさとは違う、、相手を思う優しさがあるが故に切なさを感じる、素敵なお話でした。

 

かなり泣けましたね。

 

せおっちの清彦、素晴らしかったです。

飾り気のない、美しい青年。

真っ白で素朴で、こんなに綺麗だったんだーとびっくりしながら、魅入られておりました。

 

龍神の贄となり、恋人を恨み復讐することで自己が人であった証を求めた玉姫にくらっち。

怪しく美しく、時に少女のように悩み怯え、また、母のような優しさを感じさせる女性を演じていました。娘1にはなれず残念だけど、今後も頼もしいな、と。

 

この二人の並び、和物のしっとりとした美しさでとても素晴らしかったです。

 

龍神のミッキーも、お芝居良かったです。

玉姫への愛が、神なるものでありながら、悩ましく、切なく、そして存在感たっぷり。

玉姫へのセリフが悲しくて悲しくて・・・。

 

その龍神の弟に天飛華音。

ここにも兄弟愛あり。うちに秘めたる想いって感じで、押し殺した苦悩が良かったです。

彼女、声いいですね。

 

ぴーすけは、清彦の書生仲間でありながら、実は竜宮城に連れて行かれ、帰ってきた清彦の祖父というびっくりな展開。さらに、死してもなお、彼を気にかけているという設定で。。。

 

どっしりと兄貴な感じもあり、また、30年後の場面でも落ち着きもあり。役幅広がった感じですね。

飄々としていながら、産まれながらに恨まれているという運命を持つ孫を思いう優しさもあり。ここにも愛が。。。

 

 

そう、このお話の切なさの原因は、想い届かぬ愛

人間関係が絡み、そして、そこに目の前にいる相手を「愛しているのに、その愛を得られない」という切なさがあちこちにちらばっていて、それぞれの登場人物のふとしたセリフが悲しくて切なくて。

 

どうしようもない悲劇とは違った感情。

 

ボキャブラリーが無くて、本当に切ないとしか言えないのが情けない(汗)。。。

でも、儚くて、美して、切ないです。

 

 

よく作り込まれたストーリーだなと思いました。

 

 

新しい演出家、指田先生、これから期待ですね。

願わくば、、、上久美先生のような感性溢れる作品を作って欲しいなー。

大劇場公演は、人数も増えるし、宝塚独自の番手システムがあるので、本当に難しいと思いますが、がんばってほしいと思います。

 

 

ラストフィナーレは洋風で、ダンスは激しいです。

これから、星組はトップ二人でガンガン踊るのもあり、組全体も激しくなりそうだなー。

 

 

思った以上に良い舞台が観れて、今日は良い日でした。

千秋楽じゃなったら、追加したかったなー。

「絶対面白いって!!」って誘ってくれた友人に感謝感謝です。