• 投稿 2019/02/15
  • 観劇
宙組「群盗」観劇感想

昨日と、今日は梅芸へ。

 

宙組、キキ(芹香斗亜)の群盗を観てきました。

 

コメディものが多かった小柳先生が、シリアスものにするというのも意外。

さらに(?)、二番手にもえこ(瑠風輝)をおいたものの、主要メンバーは博多座で、ほとんどが100期前後の若手ばかりという舞台。

 

キキには、かなりプレッシャーのかかる状態だなー。

(作品フォローが手厚い(手厚すぎる)カレーさんとは雲泥の差だなオイとツッコミいれたくなる)

 

でもまぁ、個人的には

「暗めの話題だけど、小柳先生だし、そこそこまとめてくるだろう」

とは思っておりました。

 

群盗「観劇」感想

 

まず、ストーリー的には、かなり良かった

暗い話になるかと思いきや、バッドエンド(?)なんだけど、後味の悪いものはなく。

考えさせる面もあり、その後の希望も持てるような、悲しいけれど爽やかな舞台でした。

 

 

パンフに小柳先生が、この作品を上演する意義として、

 

近年作品が「泣ける」「元気が出る」などの昨日重視にナリスしてリウことへの問題提起、そして、そういった作品が演者への経験となるということ

 

と書いてあったことに、すごく感動しました。

 

駄作を連発する演出家よ、もう少し考えろ、、、、

と言いたい(笑)。

 

 

この先生の思いは、ちゃんと伝わり、見事に舞台は作り上げられたと思いました。

下級生が多いメンバーという状況と、逆にメリットにした出来。

 

すごい良かったです。

 

 

オープニングは、小柳先生お得意の、ワクワクする感じ。

歌がドラマとかアニメっぽいです。

1幕の後半とかに流れると

「どうなる、群盗?!続く・・・!!!」

みたいなアナウンスが頭に流れます(笑)。

 

でも、音楽はクラシックも多く、重厚さと軽さのバランスも良くて。

とても素晴らしい舞台でした。

 

 

では、個々の感想を

 

カール(芹香斗亜)

 

貴族の青年。

大学で啓蒙思想に触れ、議論を交わす活動が原因で、父親に勘当されてしまい、盗賊団の首領に。

 

貴族の青年が盗賊の首領にということで、悲劇をイメージしていましたが、盗賊と言っても義賊。正義に基づいた行動。また、人々の裏切りにあっても、それを恨むわけでもなく、心根はまっすぐなまま。

 

キキは、坊ちゃんは似合いますね。

でもただの坊ちゃんではなく、心根がまっすぐ育った感が、悲劇でも暗くならない舞台のポイントになっているなと。

ほんと、キキは上手くなりましたね。

 

 

群盗の首領としては、まさに舞台をひっぱっていっているのと重なります。

セリフが熱い、ともすると、胡散臭くなる可能性もありますが、それを爽やかに無理なくこなすだけの役幅が出てきたたなーと。

宙組行って人気も出てきたようだし、良かった、良かった。

 

 

フランツ(瑠風輝)

 

カールの腹違いの弟で、自分の母親の身分が低く、兄に嫉妬を抱いて育った青年。

兄には嫉妬と憧れ、父親には憎しみと愛情。

簡単に悪役というわけではなく、複雑な感情を抱えて育ったんだなぁ、、、というのを丁寧に演じてましたね。

次はもえこもバウかなー。

 

 

アマーリア(天彩峰里)

 

カールの従姉妹で恋人、ヒロイン役。

みねりは、、、お芝居も歌もダンスもできますが、、、お顔がなぁ。

かわいいと思う時もあれば、「ん??微妙??」と思うこともそこそこあり。。。

横顔かしら。

でも、歌えない、踊れない、お芝居棒、の出来ない娘役よりはるかに良いので、良しですけどね。

 

 

ヴァールハイト(鷹飛千空)

 

気弱な下級役人、ストーリーテラーの役です。

気弱で、板挟みでかわいそうな感がとてもかわいらしく、新鮮でした。

こってぃ、痩せていい感じになってますね。

雰囲気がどんどん出てきて、もともと大注目ですが、さらに楽しみが増えました。

 

 

 

群盗メンバーは、、みな歌も上手だし、良かったです。

今回は、本当に、歌が「あちゃー」って子がいなくて。

ノーストレスで観れるがいいです。

歌うまだけが良いってわけではないですが、つっこみ入れたくなるレベルなのは無理ー。。。

 

 

なつ颯斗は、背が高く目立ちますね。

背の高さと顔の雰囲気で、まおゆう(麻央侑希)に似てる??と思いました。

目立つし、歌も大丈夫そう。

研2だし、楽しみですね。

 

個人的にはほまちゃん(穂稀せり)が良かったですね。

お芝居でもキャラもありますが、口うるさく論理っぽいところが、場面を締めてました。

あと、声がいいんですよ。

雰囲気のある声。さらに歌も良いので、これからもがんばって欲しいです。

 

 

金髪で目立ってのが雪輝れんや。

ちょっと客席にアピールとかしちゃって、笑いを誘ったり。

 

 

愛海ひかるは、綺麗な顔だけど、今回はお化粧がちょっと地味なような。

あと、背が宙組だと低めなのが残念かな。

 

 

上級生で、さすがの存在感だったのは、りんきら(凛城きら)ですね。

若い頃の厳しい父親と、年老いてからの悲壮感、精神のバランスを崩しながらも持ち続けた息子への愛には切なくて。

りんきらがいてこその場面は本当に多かったです。

 

 

新人公演もだいぶご無沙汰してるし、初めて注目するような子ばかりでしたが、

クオリティの高いお芝居で、本当に素晴らしかったです。

 

観終わった後すぐに、「また観たい!!」

と思える作品でした。

 

 

次回の、大劇のオーシャンズ11も楽しみすぎますよー。

今は、宙組がバランス的に良いので、一番いいかも。